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皆さま こんにちは。16回目の投稿です。5月は母の日がありましたね。彼のおかげで迎えられたこの日のこと、少し書こうかなと思います。私の過去の話から…あまり楽しい話ではないので、ブログにしていいのか何日も悩みました。今回だけじゃなく、今までにも書く機会はあったし、実際何回も書いたのですが…どうしてもレビュー待ちまで持って行けず全てゴミ箱へ…。でも今年の母の日は特別でした。彼と出逢ったこと。「好き」とか「愛してる」とかを越えて。私を成長させてくれました。

 

「ここ」だから吐き出せる気持ち。

 

私は養護施設で育ちました。小学校低学年の時に保護され、それから高校卒業までずっと施設にいました。両親にされたことを事細かに覚えているわけではありません。けれど全てを忘れられるわけでもなく…できるなら綺麗さっぱり忘れてしまえたら楽だなと思います。でも体に残った傷痕を見るたびに嫌でも思い出します。

バスや電車で隣に立っている人が、吊り革を持とうと腕を上げる…。

ただそれだけの動きが、私は怖いです。上げた腕が私に振り下ろされるんじゃないかと、体は強張って息が止まりそうになります。そんなわけないのに…だって全然知らない人です。わかってるのに嫌な汗がじわっと出ます。降りる駅じゃないのに、気分が悪くなって降りたりしてしまいます。そんな時、未だに乗り越えられない自分の弱い部分を突き付けられたような感覚になります。

 

彼に好きだと伝えた時…私がぐるぐる悩んだことの中に体の傷痕のことがありました。好きと伝える→体の関係を持つ→いつかは体を見せる。わかっててもやっぱりあの時は軽く考えてました。いくつあるか数えたことはありませんが、体を埋め尽くすほどではなくても、痕は結構たくさんあります。でも引き攣ったりもせず、綺麗に治ってる方だと思います。痛みなんかも全くありません。もちろん、灯りの下で見ればはっきりわかります。灯りを消して触った感覚だけなら…「まぁデコボコはしてるかも」という感じ。今まで灯りをつけたまま、したことはありません。

何より過去の話は、重すぎる…だから言わずにいよう…と。

でも彼は私が想像したよりもずっと真剣に2人のことを考えてくれました。まさか結婚と言われるとはカケラも思ってませんでした。これは本当に私が軽く簡単に「不倫」というものを考えてたからだと思います…。「お互いに恋愛感情はあるけど、夫と彼女とお別れはしない」という形になると勝手に思っていたんです。

 

将来を真剣に考えてくれてる彼に隠してていいことなのか…という思い。

どうなるかわからない関係なのに全部話してわざわざ重い荷物背負わさなくても…という思い。

彼との時間を重ねながら、ずっと迷ってました。伝えるのか…伝えないのか…。

「まだ1ヶ月ちょっとのお付き合い。話すにしても早すぎる。今はまだ必要ない。何か言われたら、適当に誤魔化そう。」

私が出した答え。

 

でも…彼は最初のデートで気付いてました。私の傷痕はスクール水着を着れば隠れる位置にあるものばかりです。服を着てればわかりません。彼と会うようになったのは秋。長袖なら確実に見えません。

一ヶ所を除いて。

手の甲に火傷の痕。タバコの痕です。手の甲に根性焼き…誰にでもあるものではないけど、だからと言って珍しいものでもないと思います。今まで、この痕のことで突っ込まれたことはありません。小中学生の頃はほとんどの友達がそんなの見たこともなく。何かの怪我の痕かなという感じ。高校生になるとチラホラ気付く人もいましたが「昔、不良だったの?意外!」と言われるぐらい。彼はやんちゃな部類の人だったので、見慣れていたようです笑。私がこの火傷をしたのは物心つく前です。気がついたら…綺麗な痕になった状態で手の甲にありました。それがついた時のことを私は覚えていません。ただ、体にある痕の中に同じようなものがあります。体にある方は、ついた時のことをはっきりと覚えています。だから「これもその痕か…」と。そして、その痕は体の成長とともに広がって大きくなりました。他の人の痕と比べたことなどないので、私には大きさのことはよくわかりませんが。彼が言うには、タバコの痕なのは確実だけど、それにしては大きい…。彼の周りでそれをしている人は早くても中学生でつけて…少し体が成長して確かに痕もほんの少し広がった人もいるけど。私のはそれとは比にならない。だから、もしかしたらもっと小さい時にできたんじゃないか…と。ある日のデートで聞かれました。「誰にやられた?」と。

 

びっくりしました。あまりにも突然で…頭の中で何パターンか答えは用意してました。こう聞かれたら、こう誤魔化そう。でも「誰にやられた?」という…この言葉に気持ちが簡単に乱されてしまいました。こんな聞かれ方…したことありません。すごく真剣に聞いてきた彼に笑って誤魔化すこともできず…考えて考えて、全部じゃないけど彼に話しました。ここで書くほどざっくりじゃないけど、出来る限りでぼんやりと。彼は黙って聞いてました。

 

そのことに対して何か感情を表すわけでもなく。怒るわけでもない。同情するわけでもない。ただ黙って聞いて「そうか…」と言った彼。重かったかなとか、嫌われちゃったかなとか…話した後は色々と考えました。まだ話すタイミングじゃなかったかもしれない。いや…彼とちゃんと向き合っていきたいなら、いつかは話すこと。先に伸ばしてもしょうがない。それに…彼もきっと色々考えた上で、ちゃんと聞こうと決めたんだと思います。適当に誤魔化すなんてできなかった…。

 

でもその後、連絡の頻度が下がるわけでもなく。今までと変わらない彼。そんな彼からのお泊まりデートのお誘い…。この話をした次のデートが誕生日のお泊まりデートだったんです。全部じゃないけど、ちゃんと話せた。「受け入れてもらえた」かどうかは、その時わからなかったけど。これで、見られるのが嫌だと伝えられる。電気を消してほしいとお願いできる。という安心感はありました。私の中でひとつ、乗り越えたような気持ちでした。

 

『生まれてきてくれて ありがとう』

 

私の過去を知った上で、彼が選んだこの言葉。私には何より嬉しい言葉でした。今思い出しても涙が出るし、誕生日デートのブログ読み返しても泣いてます笑。そういう時に、ブログって素敵だなと思います。自分のできる範囲で、できるだけ詳しく書いてるつもりですが、もちろん何から何まで彼とのこと全てを書いてるわけではありません。それでも読み返して思い出します。ゲームのチャットにも、LINEにも残らない彼とのこと。私の記憶の中には確かにあります。色褪せることはあっても消えることはない思い出。でもブログで残したことは、それを読み返すことで頭の中で思い出すよりもさらに鮮やかに私の心に蘇ります。本当にこの場所に出会えて良かった。

 

あの時のブログには書かずにいましたが…。一緒にシャワーを浴びると言われた時はものすごく抵抗しました。そんな選択肢が私の中にありませんでした。「傷見られたくないから…」と断ったんですが。「だめだよ。全部ちゃんと見せて。」と引きずられるようにバスルームに…。私よりも30㎝ほど背の高い彼です。抵抗なんて無意味…。え?ちゃんと伝えたのになんでこうなった??と思いながらシャワー浴びました笑。もちろんする時も、電気は消してもらえず。「それならせめて掛け布団はかけさせて〜!!」と、すったもんだあったんです笑笑。でも彼はちゃんと見て、その上で「詩が一生懸命生きてきた証。綺麗だね。」と言ってくれました。

誰かとシャワーを浴びたのも。電気をつけたまましたのも。終わった後に慌てて服を着ることもせず、その腕の中で安心して眠ったのも。全部彼が初めてでした。誕生日デートの裏話です ❤︎*.(๓´͈꒳`͈๓).*❤︎

 

ここまでくるのに、まただらだらと長くなってしまいました…裏話とか入れるから笑。毎年、父の日も母の日も「何も感謝することない」と思ってました。あんな両親の元に産まれず、愛情を注いでくれる両親の元に産まれたかった…といつも思ってました。でも今年は。初めてカーネーションを買いました。一輪だけですが…それを机に置いて。お礼を言いました。

 

「十月十日もお腹の中で守ってくれて、痛い思いをして産んでくれて、感謝してます。私に命をくれて、本当にありがとうございました。」

 

カーネーションに言っても届きませんが笑。今年はちゃんと母に感謝の気持ちを持つことができました。生まれてきたから、彼に出逢えました。彼と一緒にいられて、たくさんの愛情と幸せを感じてます。ここに私が存在してるからこその今です。

 

ずっと、自分はいらない子だと思ってきました。親からも毎日のようにそう言われてきました。「それならなんで産んだの?」と一度だけ泣きながら聞いたこともありました。「堕ろす金がなかっただけ」と母は言いました。聞かなければ良かった…。ずっと私の心に刺さって癒えることもなく血を流し続ける尖った言葉。

 

そんな私に、生まれてきてくれてありがとうと言って一緒に誕生日をお祝いしてくれる人ができました。一生癒えないと思ってた傷を、癒してくれる人に出逢えました。

 

私の本名なんですが。適当に決めたと母に言われたことがあります。その当時、父が入れ込んでいたキャバ嬢さんの名前からとったそうです。父への当てつけのためにつけた名前。イラつく名前だと母は言っていました。父にも母にもあまり名前を呼ばれた記憶はありません。「お前」「てめぇ」そんな感じで呼ばれてました。

彼が誕生日の時に言ってくれた、これも嬉しい言葉。

 

「俺の名前にある○って字。詩の名前にもあるよね?お揃いの字。俺と詩にいつか子供ができたら、この字を名前につけてあげたいね。パパもママも君のことが大好きだよ。生まれてくれてありがとう〜って育てたいね。お揃いの字なんて…本当に詩は、俺のお嫁さんになるために生まれてきたような子だね。」

 

どれだけ嬉しかったか。彼には適当につけられた名前だなんて言ってません。同じ字を使った名前はたくさんあると思います。でも彼はそう言って抱き締めてくれるんです。大嫌いだった自分の名前が、とても大切なものに思えます。

 

私は親の愛情を知りません。でも『親』という存在は、『自分の子供』という、ただそれだけの理由で我が子になんの見返りも求めず愛情を注ぐものだと…親の愛情は本当に深くあたたかなものだと。今もそう思っています。そんな親に愛されなかった自分。そんな愛情を注がれなかった自分。ただそこに『存在する』ことすらも否定されるような気持ちで毎日を過ごしてきました。

 

そんな私が

毎日幸せだと笑えるようになりました。

彼との出逢い。彼という人間。

本当に私を変えていってると思います。

こんな風に考えることは今までありませんでした。

私の考え方を変えて、私の世界を変えていく人です。

父と母に感謝できる日がくるなんて。

 

父と母がいなければ、私はここに存在しませんでした。自分が幼い頃に経験したこと…あれが私に必要なことだったのかは、今もわかりません。でも「私」を創り上げる要素であったことは間違いないと思います。あの経験をしたからこそ、わかる痛みも辛さも孤独もあります。

 

だからきっと、無駄じゃなかったんですよね。

 

今年の母の日は、生まれて初めて穏やかに母を想って笑えてたと思います。何かどうしようもない事情があったのかもしれない。悪いことだとわかってても自分を止められなかったのかもしれない。ずっと後悔して生きてるのかもしれない。今となっては何もわからないし「父と母をどうにかして探しだして会いたい、理由を聞きたい」という気持ちも私にはありません。

 

ただ、恨んだり憎んだりするのはもう終わりにしようかなと思います。

私は、もう私の道を歩いてるから。

私の存在を愛してくれる人がいるから。

やっと、生まれてきて良かったと思えるようになったから。

 

大きな大きな一歩を踏み出せた母の日でした。父の日も、届くことのない感謝の気持ちを静かに口にできたらと思います。

 

こんな風に考えられるようになった私は

やっぱり幸せ者ですね。

 

彼のおかげで、私は「甘えること」もできるようになりました。

「私のために何かをしてもらうこと」は、とても申し訳ないことのような気がしてました。彼に何かをしてもらうたびに「私のために…ごめんね」と口にしてました。

「そういう時は、にこっと笑って『ありがとう』って言えばいいの〜!」

と毎回ほっぺたつねられてました。

少しずつ彼への「ごめんね」は「ありがとう」になって。

そしたら彼はどういたしましてって笑ってくれて。

その笑顔に安心して、私から彼に甘えることも増えました。

 

やっぱり彼に出逢えて幸せです。

ひとつひとつゆっくり教えてくれて

暖かい優しさで心を満たしてくれます。

最近「私ってちゃんと人間なんだな」と実感することが増えました笑。

彼といると感情が豊かになりすぎて

自分でコントロールできないのが問題ですが…

そのうちなんとかなるかぁ

大丈夫大丈夫 *。.(♥︎´꒳`*)人(*´꒳`♥︎).。*

 

不倫相手を分散しても…本当に良いの?
不倫で沼っている男性の方も…。これからお話しするのは「具体的な不倫の分散相手の作り方」なので、こっちでこっそりと書きます。



ABOUTこの記事をかいた人

詩

皆さま初めまして。詩(うた)といいます。 20代前半子供なし。夫は40代前半。 30代前半の独身の彼と不倫の関係になって1年になります。