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ふたりのカタチ

ふたりのカタチ

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あきら

あきら

30代後半、3児の父です。 彼女とのお別れから一年経ちましたが、今もなお、色々な想いを胸に浮き沈みしながら生きています。 お話聞いてもらえたら嬉しいです。
あきら

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別れのあと、今思えば本当に自分を見失っていた時期。心の中は、ただただ「好き」という一方的な感情がコントロールできずに暴走し続ける。四六時中暴れ続け、四六時中押さえつける日々。みっともないが、何もない普通の業務も、家庭のことさえも重力が何倍もかかったように感じていた。

そんな気持ちとは裏腹に、彼女との日常は今までと同じように、いや、むしろ前以上にやり取りをしていた様に感じる。それがふたりのカタチだと思った。僕が求めていたのもあるだろうけど、正直失うことが怖かった。賢い彼女はそんな僕を感じていたのかもしれない。でも本当にその時間だけが僕の安心できる瞬間だったし、同時に不安も感じる瞬間だったのは間違いなかった。

僕に気を遣っているのかな?
僕なんてどうでもいい存在だったんではないだろうか?
やっぱり連絡あると落ち着くな。。
プライベートをたくさん教えてくれるね。。。
そんな毎日の繰り返し。。。妄想による心の揺れ。嫉妬、疑い、喜び、安心。こんな僕の心に驚くとともに、絶対に彼女にはもちろん、誰にも感じさせてはいけないと日々格闘していた。彼女の出した答えを死守しようと、、、時間よ過ぎろと強く願うことしかできなかった。

その間も、何もなかったかのようにプライベートでドライブも行った。食事もした。楽しいけど、何かが違う。それだけでも幸せなことなのに。僕は本当に本当に自分勝手だと思った。心をコントロールできない最低な男だと思った。

そして宿泊を伴うプロジェクトの日。
いつもと変わらず仕事をし、食事と会話を楽しんだ。変わらぬ笑顔が、愛おしい。胸のあたりが苦しくなる。いつもと変わらないふたりのカタチ。
ただ一つだけ違ったこと。。。

彼女を抱いた。

引き寄せ合う磁石のように、、、
後先も考えずに、、、
今目の前にあるそのものすべてを愛した。
それしかできなかった。
彼女もそんな僕を受け入れてくれた。

彼女の心は彼女にしかわからないけれど、、
彼女もまた、僕と同じ気持ちだったのだろうかと。。。
僕と同じく心が揺れ暴れてたのだろうかと。。。
無理をしていたのではないかと。。。
そう思うと、心が締め付けられた。。。
自分勝手な妄想な日々を恥じた。疑いや嫉妬の心を恥じた。自分の感情しか考えてない幼稚な僕。。

一度、襟を正したはずのふたり。だけど、抑えきれない感情のぶつかりを感じた。
その時の心に嘘偽りはなかったし、これが答えだと確信した。
本当にこの子を大切にしよう。なくてはならない存在。
どうやって幸せにするのか、どうやって守るのか、
そんなことも考えずに、求めるものを自分の心に嘘をつかず求めた。と同時に彼女の求めるものすべてを与えたいと思ったし、すべてを投げうっていいと思った。

それからの関係は、二人ともお互い一色になった。だめな関係だとはわかっていても、心に嘘をつかない2人でいたいと。愛の言葉は少なかったけど、お互いを思いやる関係。大切な大切な関係。どんな小さなことも感情を一緒にできる関係。

ペアリングをつけた。これがふたりのカタチ。
あの時の笑顔は一生忘れられない。

僕の人生の一部となった彼女。
一部じゃなく全てにしたい。
本当の意味での幸せとは違ったのかもしれない。間違っている判断かもしれない。
だけど僕は彼女を心から愛した。

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コメント

  1. みづき みづき より:

    あきらさんこんばんは♪

    あきらさんの回想場面や思いなどが
    丁寧に書かれてあり‥
    引き込まれてしまいました。

    互いに理屈では終えることができない所まで
    一気に進んでしまったのでしょうね‥
    それゆえにとても苦しかったことと思います。

    家庭での自身の居場所や立ち位置、責任感などがありながら‥
    彼女さんのことは可愛くて守りたくてたまらない気持ち。

    同じリングをつけることで
    あきらさんは彼女さんを物理的な存在や力を借りてでも‥
    守りたかったのだと思いました。

    私の彼も私のことを可愛い可愛いと言ってくれます。
    全然可愛いタイプではないのですが(^-^;
    何をしても可愛いを連発してくれている不思議を感じていましたが‥

    あきらさんの記事を読んで
    可愛いとか愛しいの心情が少しわかった気がします。

    現実から離れて一人の男性としての居場所‥
    だったのですよね♪
    そこに女神のように両手を広げて抱きしめてくれるような
    彼女さんがいてくれたことは‥きっと一生忘れることができなくて当然ですよね。

    あきらさんのように一途に相手を思う方だからこそ、
    彼女さんも好きになったのですね♪

    続きもまた読ませてくださいね(*^-^*)

    • あきら あきら より:

      みづきさん

      こんばんは。
      あたたかいコメントありがとうございます(^^)

      今回の投稿、、、色々思い出してしまい、かなりしんどかったです。(泣)
      そして、みづきさんのコメントで泣きそうになっている僕です。(笑)

      彼氏さん、本当の気持ちをそのまま伝えてるだけだと思いますよー
      僕も可愛いねって言ったときは、恥ずかしがってる彼女がさらに愛おしく感じていました。

      また覗いてください(^^)

  2. ななこ ななこ より:

    あきらさん、こんばんは^^
    久しぶりにこちらにお邪魔したら、ちょうどあきらさんの記事がアップされてました♪

    ペアリングをあげたんですね。彼女さんの忘れられない笑顔、分かる気がします。指輪って、特別なものですもんね。

    全て投げうってもいいと想われたあきらさんの真剣な気持ち、伝わってきました。お会いしたこともない私にもちゃんと伝わる程の想い……

    今改めて、彼女さんがお別れを選ばれた気持ち、心から分かります。本当に本当に、あきらさんを愛していらっしゃったからこそのご決断だったはずです。

    愛しているから別れるって、言葉にする程簡単ではないですよね。

    いつか見たコラムの印象深いお話を思い出しました。若い女性が書いたものでしたが、その方のお母様は、本当に厳しい方だったそうで、小学生だったその女性に家事全般を徹底してやらせていたと。

    その女性は何故自分だけ?他のお友達のお母様はそんなことさせないのに…そう思っていたそう。でもある日、お母様がご病気と闘っていらしたことを知るんですね。

    その女性のお母様は、万が一ご自分に何かあった時、その女性が自分がいなくとも苦労しなくて済むように、心を鬼にして接していらっしゃった。もしも一緒に過ごせる時間が少ないのだとしたら、本当は目一杯甘やかしてあげたかったでしょうけれど……

    私は、本当の愛とはそう言うものなのだと想います。

    続きのお話、楽しみにしてますね^^

    • あきら あきら より:

      ななこさん

      こんばんは!
      いつもコメントありがとうございます。
      嬉しいです♫

      ななこさんのおっしゃるとおり、彼女の決断の裏には深い深い想いがあったと思いますし、その大きさをしっかりと受け止めていきたいと思います。これからもどうぞご指導ください。

      そのお母様のお心、僕なんかとは比べものになりませんが、確かに本当の愛ですね。深く本物の愛情だと思います。。。

  3. みさ より:

    あきらさんはじめましてみさ♡と申します。

    彼女さんと別れても…

    つながっていたということは嬉しい反面ある意味辛い事もあったと思います。

    会ってしまえば求めずにはいられないんでしょうね〜

    あきらさんは彼女さんとの人生を歩んでいかれる予定なのでしょうか?

    それほど好きだから離れることは出来ないということなんですね…

    それほど愛されてる彼女さんが羨ましいです。

    突然失礼しました

    お幸せにね♡

    • あきら あきら より:

      みささん

      はじめまして。
      コメントありがとうございます。

      いいえ、彼女は彼女の人生をしっかり歩んでいますよ。
      確かに今でもやり取りはあるし会いますが、もう僕にできることは彼女の幸せを祈ることのみです。
      でも今でも大好きですよ(^^)

      投稿は、過去のお話が多いですが、よかったらまた覗いてください。

  4. じゅん より:

    こんばんは!

    何か読み終わって、切なくなりました。
    仕方ないって言われればそれまでだけど、、、
    お互いに自分の気持ちに蓋をして、職場の上司と部下として振る舞っても
    押さえ切れない思いが、溢れてしまって。
    どうして人は、結婚しても、また違う人を好きになってしまうんだろう?
    これ、何度も自問自答した事です。
    私も、彼と出会って、惹かれてる自分に『今なら、引き返せる、この人を好きになっても
    仕方ないじゃない?』って、何度も何度も言い聞かせてました。
    だから、その時のあきらさんの葛藤、彼女への気持ち、凄くわかります。
    ペアリング、いいでずね~。
    形に残る物、この関係だと 残さない方がいいのかもしれないけども、、、
    私は、彼との思い出の物は、すべて大切に持っています。
    私の彼も あきらさんの様に想ってくれてたらいいな~と、
    つい、思ってしまいました。

    また、お話し聞かせてくださいね。

  5. あきら あきら より:

    じゅんさん

    こんにちは(^^)
    コメントありがとうございます!

    当時を思い出しても、あの切なさや感情はなんともいいようのない気持ちです。
    でも目の前にいる彼女が愛おしかった。

    実は僕も未だに色々と持ってますよ(笑)
    小さなお手紙も落書きも(笑)
    ここだけのヒミツです(笑)

    僕なんかより彼氏さんの方が深いお心でいるはずですよ。じゅんさんのお心が平穏でありますこと祈ってます。

    また覗いてください。