占いはあんまり信じな~い、と言いながらやっぱり今日の運勢とか見てしまう私です。
これまであちこちの占いを読んだり、手相を見てもらったり、サイキックに見てもらったりして共通する私の特徴に、考えすぎ、頭でっかち、の二項目が漏れなくあります。全然、嬉しくありません(笑)自覚もあるし。
でもこれだけ毎回言われるという事は多分そうなんだろうし、もう自分ではどうにもなりませんね。
そして、彼と再会してこの関係になってから、そんな私の弱点にますます磨きがかかってしまったように感じています。
前回は私が夫に告白するまでの話でした。
続きを書く前に、ひと言みなさまにお伝えしたい事があります。
私が書いていること、考えていることは、全て私の個人的な経験や思考、好みです。ただ、こんな婚外恋愛の形、愚かな人間がいる、と膨大なネットの海に投じてみたくなったのです。他人事として読んで頂ければ幸いです。
口火を切るのに何日間かかけた後、夫には、一生連れ添うことはできないかもしれない、と言いました。
私の心に他の人が入ってしまって、今まで100%夫に向かっていた愛情が減ってしまった、と。
夫は驚いて、絶句しました。その傷ついて絶句している夫を見て私は涙が溢れ、私もまた何もいえなくなってしまったのです。
夫の心を襲った嵐は私が巻き起こしたのだけれど、私もまたその思いもかけない威力に身をすくめて、しばらく動けなくなっていました。
夫は少し考えさせてくれと言いました。
それから数週間、口数の減った夫と普通に生活していったある日、夫と再度話し合うことになったのです。
夫はこういいました。
子供を育てるのは自分ひとりで出来ない。君が必要だと。
それ以外に、これから自分がいう事はきっと君がいまだかつて経験したことのない愛だと思う。もしかしたら親の愛と似ているかもしれない。自分は君の父親のようにいつも君を受け入れるし、もし彼と別れることになったら、何食わぬ顔でまた戻ってくれば良い。何も言わなくていいから、と。
夫は私より年下で、彼が二十代前半に知り合ってから20年以上、彼が両親と暮らしたより長く一緒に暮らして、私は自分が彼を育てた、と思っていました。
夫が他の人を心に宿した私が嫌で、別れたいと言えば、そうするつもりでした。でも夫はそうしないことに決めた。
その後の夫は見事なほど揺らがず、または揺らいだ所を見せず、それまでと変わらず私に接してくれました。
ただひとつ夫が私に頼んだのは、嘘をつかないで欲しい、という事。私は嘘をつかない、と約束しました。
そして、私と夫は今も、助け合って生活しています。この話し合いで、私の中に深い感謝と、この愛情にあぐらをかいてはいけない、という戒めが生まれました。
確かに夫婦という性生活を伴う関係とは変わり、ルームメイトと言えなくもありません。でも、もっとお互いを知り尽くし協力する、ルームメイト以上の関係だと言えます。
こうして、私達はちょっと変わった夫婦になりました。友達も、子供も、私達の変化には気づいていないようです。
罪悪感に耐えかねて、夫に告白したものの、思わぬ成り行きで夫が深い愛を見せてくれたことで、私の恋の罪悪感は少し違う方向に向かうようになりました。この次は彼とのことを書きたいと思います。
それにしても自分で書いていて、自分の愚かさに身が縮こまる気がします。
こんなおバカな身の上話にお付き合いいただき、ありがとうございました。
なつみさん
なつみさんのご主人、私が想像していた通りの方でした。それが、逆になつみさんに罪悪感をもたらしているのでしょうか?夫婦はいろいろな形があるので、お二人が幸せなら、それでいいのだと思います。
ご主人のお話をうかがって、ある友人の前のご主人のことを思い出しました。その友人と前のご主人は不倫の末結婚し、ご主人は多額の慰謝料を払い、ほぼ全財産を投げ出し、彼女と結婚しました。が、彼女は不安定なところがあり、また、別の人と恋に落ちたり、その人とは別れたものの、日本を飛び出して行ったりと、大変な騒ぎでした。
そのさなか、用事があり、彼女のご主人とランチをしたのですが、彼は「周りはおかしいと思うかもしれないけど、僕は彼女を愛しているし、僕はずっと彼女を待つつもりでいる」と言っていました。
結局、彼女はそれでも振り切って、数年後に離婚し、今は海外で別の人と暮らしています。が、前に比べれば、少しは安定したようですが、彼女の周りから聞こえてくる噂は決して良いものではありません。
彼女は彼女なりに、罪悪感を感じて、前のご主人のもとを飛び出したのかもしれないですが、どんな形であれ、よりどころとなってくれるパートナーがいるということが、本当は彼女にとって必要なことだったのでは、と思います。
なつみさんは、ご主人とよい関係を維持することができて、よかったのではないでしょうか?また、それによりご主人も心の安定を保てているのですから、お二人にとって、夫婦の形が変化したとしても、お互いが必要なのだと思います。
事実は小説より奇なり、といいますが、なつみさんの人生はドラマチックですね。ご本人としては、たくさん苦しい思いをされたのだとは思いますが。彼さんとのお話、お待ちしています。
きりんさん
コメントありがとうございます。
きりんさんのお知り合いも相当ですね・・・(苦笑)
私は、自己満足で、自己中心なんだと思うのです。
今でも夫に告白したのは正しかったのだろうか、と思うのですよ。
ただ、彼に選択肢があった部分は良かったのだと考える事にしています。
彼との事はそんな夫との背景があって、進んで行きます。
なつみさん
不倫でも品性と品格を伴ったものは美しいです。
私はなつみさんとは逆で、主人に育てられたと思っておりますし、相手にとっても私を見る目は”あの御主人の奥さん”という感じでの輝きなので、なつみさんご自身が放つ輝きとは違います。
私が夫に許可をされたのは相手の置かれた状況を夫が心配をし、相手のこれまでの行いを評価した上で、私を”贈呈”する形になっています。ですので、優位に立っているのは夫の方で、このことは相手も知っています。相手を試した、といえば試しましたが、それよりも自分の作った境界線より中に入って欲しくはありませんでした。私は扶養される側なので、なつみさんのように強くはなれません。
とても素敵な、品性のあるお話で感銘を受けております。
再度失礼いたします。
私のコメントも読んでいただけたら幸いなだけですので、返答をお考えになる必要はありません。
はなさん
コメント、ありがとうございます。
はなさんのお話も、大変興味深いです。ご主人が、贈呈してる!とは。是非はなさんにもお書きいただきたいです。色々なケースがある方が、悩んでネットを彷徨う方の心の癒しになるでしょうから。
私の場合は、品格とか言うより、私の未熟な性格のせいだと思っています。秘して罪を背負う覚悟がなかったのでしょうね。どちらにしても、人様に言える事ではないのですから。
こんな話に、温かいコメントをありがとうございました。
なつみさん
こんにちは
夫婦の形、愛の形は本当に色々とありますね
なつみさんの直球勝負な所に何か近いものを感じます
私も直球勝負しては後からこれでよかったのかと悩んだり後悔することも…
受け入れられた方が罪悪感等が大きいかもれしないですね
超遠距離恋愛頑張ってください(*゚ロ゚)ゞ
れむさん
コメントありがとうございました。返事が遅れてごめんなさいm(_ _)m
愛には色々な形がありますね。その中で悩んだり、苦しんだり、喜んだりすることも、多様でどれが正しくてどれが間違ってると言えない。境界線の曖昧な精神活動な気がします。
年が年だし、もう直球以外をマスターするのはムリかなぁ(笑)
私はこれで行きます。彼との付き合いも、人と比べることなく、自分のスタンダードで、トライアル・アンド・エラーで行きます^ ^
なつみさん、はじめまして。
わたしも考えすぎで頭でっかちと言われます。手相を見てもらっても「こんなこんがらがった手相見れんわ!」と投げ出されます。笑
石橋叩きすぎて割ってしまう系です。。
私はW不倫1年半です。
最近あることをきっかけにモヤモヤ期に突入しています。
そして、夫との関係にも。
今まで何とか保っていたものがバランス崩しているところです。
なつみさんの旦那様の愛情の形、究極です。親からの愛情に似てるなんて。
なつみさんが素敵な女性だからこそ旦那様がそう思えるのでしょうね。
私の夫も見守るタイプの男性ですが私にはそれが愛情として素直に受け止めれません。
と…自分のことばかりごめんなさい。
夫婦関係は様々で、
なつみさんの投稿を読んで、私は少し目の前が明るくなりました。
ありがとうございます。