②不倫で全てを失った男の話

2015年11月22日不倫パパつぶやき

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不倫パパ
管理人「不倫パパ」です。30代半ば、妻と娘二人の四人家族です。 趣味:絵を描く・娘と見るアニメ・BMX・ボルダリング

不倫中、婚外恋愛中の皆さまこんばんは。

不倫パパです。

 

 

先日の記事もなんですけど、

「失恋」ですべてを失った男→「不倫」ですべてを失った男

にタイトルを変えました。

 

まあ、大したことではなく、このほうが私のブログらしいかな

ということだけなんですが。

 

先日の続きで、まだその男は登場しないのですが、

「ボーカロイド」の彼女の続きを書かせて頂ければと思います。

 

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サブカルチャー系の彼女。

私たちは二人でカラオケに行きました。

そして思い思いに熱唱し、彼女は我が道を行くスタンスを貫き、「ボーカロイド」の歌だけを熱唱していました。

 

そう、彼女は「オタク系」な女性だったわけですが、

今は「サブカル系」といったほうがいいでしょうか。

男性の方は、ご自身の彼女がサブカル系だったら、どう思いますか?

 

一緒に秋葉原に行く?

同じ趣味を持つ者同士なら話は合いますが、マンガやアニメ等をまったく見ない男性にすれば、そうした話題を振られても反応に困ってしまうのも正直なところだと思います。

 

私なんかは、プリキュアは「ハートキャッチ」からずっと見ていますし、妖怪ウォッチやアイカツにも精通しています。

見ていないと、娘と一緒に話せないですから(笑)

 

私は、彼女の場合はその延長線上にいるくらいの認識ですので、とくにサブカル系だからどうというわけでもないです。

 

 

とりあえず私たちはゴハンを食べて、かるく一杯ってかんじで居酒屋に入りました。

 

「いやあ、ボーカロイドってすごいですね。

でも、あんな感じで椎名林檎とか歌ったらカッコいいと思いますよ。」

「・・・・・・」

 

あれ?

私なんかマズい事言ったかな?

 

「そうですよね、ボカロじゃかっこよくないんですよね。」

「・・・あ、いえ、そういう意味ではないんですけどね、、。」

 

「けっこうヒキました?私いつもあんな感じでボカロ歌うのが大好きなんです。」

「全然いいと思いますよ。私だって青春時代のメドレーでしたし(笑)」

 

私は素直に、そう言いました。

 

「分かってるんです。キモイやつって思われるのは。

それで昔付き合ってた人に振られましたから。」

「あ、そうなんですか・・・。」

 

・・・・

・・・・・・・・

気まずい・・・。

 

「でも私、もう隠すのやめたんです。

キモイって思われる人には、別にそう思わせておけばいいやって(笑)」

私が何かを話そうとする前に、彼女からそう話してきました。

 

彼女は私に対して、年甲斐もなくゲームの話を楽しそうにする姿に(涙)親近感をもったそうです。

 

そんな彼女の両親は、二人ともマンガやアニメやゲームが大好きなんだそうで。

そんな環境で育った彼女も、両親と同じようにそれらに染まっていきました。

 

 

高校時代は彼氏はずっとできず、同じ趣味の女友達とよく遊んでいました。

そして大学に入学し、

そこで初めて好きな男性と出会いました。

あ、彼女は六大学のうちの一つです。

 

その相手も彼女のことが好きで、初めて男性と付き合うことになりました。

そして会うたびに、どんどん相手のことが好きになりました。

相手に嫌われるかもしれないと、自分の趣味はずっと隠していました。

 

そして、どんどん深い関係になっていき、もうこれ以上は隠せないと

彼女は自分の趣味を話したそうです。

 

「どんな○○でも、○○が好きなことに変わりはない。」

みたいなことを言ってくれたそうです。

 

そこから彼女は、彼に対して好きという感情と、

信頼関係もどんどん深くなっていきました。

時には池袋のそういう系のお店に一緒に行ったりしました。

大丈夫なんだ、私を受け入れてくれたんだと思ったそうです。

 

でも、

だんだんと彼氏さんの態度が変わっていきました。

そこまではっきりとは言ってませんでしたが、会ってもインドアなデートしかしなくなっていったみたいでした。

 

 

リスカしてました。

Unsplash / Pixabay

そして最後に言われたのが

「周りにお前と同じ趣味だと思われたくない。」

という別れの言葉でした。

 

彼女の失恋は、大好きな人を失った喪失感と、信じていたものに裏切られた悲しみをもたらしました。

しばらく実家に引きこもり、大学にも行く気力もなくなり中退しました。

 

人と話すのが嫌で嫌で、

最初は心配していた両親も、彼女の態度にだいぶ参ってしまったみたいでした。

それでも病院に連れていかれ、「鬱」と診断されました。

 

「その時はリスカもしてましたよ。」

と、左手首を指さして彼女は言いました。

食事もろくに摂らなくなり、自分の体が骨と皮だけになっていったと、笑って言ってました。

 

「お粥の上澄みが飲めないんですよ。その時は死ぬってことを初めて意識しました。」

 

医者から出た薬も飲んでいました。

でも、本当にこのままじゃいけないって思ったそうです。

 

まずは薬をやめようと、少しずつ薬の量を減らすように頑張ったそうです。

そして一年すぎたくらいには、その薬を久しぶりに飲むと、とても気持ち悪く感じたそうです。

 

こんなヤバいの飲んでたんだ。

と、初めてその時に思ったそうです。

 

 

「鬱」からの社会復帰。

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そうして、彼女が失恋の深い傷から立ち直っていくまでには二年ちょっとかかったそうでした。

 

「そっか、じゃあウチに来てから一年くらいしか経ってないんだっけ?」

彼女の働く部署は、営業店や加盟店さんのディスプレイをしたり、販促活動を行う部署です。

 

けっこう遅くまで外を回っていたり、また人と接する時間の長い仕事です。

 

でもまだそんな心境にあるのなら、

あまり人と接する仕事はしたくないんじゃないのか?

経理とか清掃とか、もっと人と接しなくて済む仕事はいっぱいあるんじゃないかと思いました。

 

「あえて人と接する仕事をしなきゃって思って、入社したんです。」

 

最初は、やっぱりかなり無理をしながら働いていたそうです。

「でも仕事だと思って、切り替えられざるを得ない状況じゃないとダメだと思ったんです。失礼なヤツですよね(笑)」

 

彼女の場合は、仕事がリハビリも兼ねていたようです。

だから彼女は、あえて人と接する仕事を選んだと言っていました。

 

そう言うとおり、仕事をしている時の彼女の顔は

ちらっと見た時、いつもと違ってとても笑顔で、相手側の事を親身になって考えて

一生懸命に接していると感じました。

 

彼女は

「一度「死ぬ」ってことに直面すると、たいがいのことは平気って思えるようになりますよ。」

 

「別に、人に何言われても、わたしはわたしって感じなんです。」

 

これが、彼女が私にいきなりボーカロイド全開で歌いつけてきた答えでした。

なるほど。

 

「そっちのほうが、カッコいいですね。」

そう言ったら、彼女は笑っていました。

 

私と一回り違う彼女ですが、やっぱり人って見た目だけじゃ分からないですよね。

 

こんな感じで、リスカをしていた事を話すと、だんだん皆フェイドアウトしていくと彼女は言ってました。

むしろ私は、そんな彼女をある意味尊敬したのですが

 

年齢の話になり、私が一回り違うことを彼女は知りませんでした。

 

「えっ・・・本当ですか?・・・」

「もっと若いと、私よりちょっと上くらいだと思ってたんですけど・・・」

 

おや?

なんか彼女のほうが少しフェイドアウトしていっている気がする・・・

 

・・・

 

その夜感じたのは、

このままカラオケ友達として、また機会があれば一緒に行くことがあるかもしれない

かなぁ。

 

 

また後日、

不倫ですべてを失った男に続きます。

 

本日もご閲覧ありがとうございました。

 

 

 




Posted by 不倫パパ