『おおきな木』
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『おおきな木』

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nari

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※画像引用元・sydtayori.exblog.jp

みなさん こんにちは。

私には昔、おとな向けの絵本を読んでいた時期がありました。

そのころ買った本の一つに

『おおきな木』

シェル・シルヴァスタイン 作・絵

本田錦一郎 訳

というのがあります。

1本のりんごの木が、ひとりのともだち“ぼうや”に

自分の果実、葉、枝、幹、すべてを与え

それでも木は、ただひたすら喜びだけを見出していた…というおはなしです。

ベストセラーにもなっていたので、知っている方は多いかもしれません。

読んでいない方は、ぜひ一度読んでみてください。

この本を10年以上前に読んだときには

“おおきな木”が、かわいそうで…かわいそうで…。

“ぼうや”を悪モノとしてしか見ることができませんでした。

最近になって

この本をもう一度読んでみると、同じ本なのに感じ方が違っていました。

不思議ですね。。

幸せだったのは“おおきな木”のほうで

“ぼうや”は幸せになれなかったんだな…と感じました。

この本の あとがきに

『「与える」ことは、あふれるような生命の充実を意味しているのであって、

犠牲的喪失を意味しなかった。一箇の切り株になっても、

なお「与える」ことを忘れないりんごの木に言い知れぬ感動があるなら

その感動こそ、「犠牲」ならぬ真の「愛」のもたらすものにほかならない』

と書かれています。

絵本の真意がみえてきた今の私は、

“愛”を心で感じられるようになってきたのかもしれません。

私の彼は

私が心変わりすることはなく、

このままの関係をずっと続けていけると信じていると思います。

そして私は

そんな彼の思いにすべて応えるつもりです。

もし私が、彼を心から好きではなくなっても…

彼の気持ちを裏切ることは決してありません。

ただ、私の心は、“おおきな木”のように純粋できれいなものではなく

私が苦しんできた過去と同じ思いを彼には経験させたくない、

という気持ちと

結婚の誓いなんて比べものにならないくらいの覚悟をもって始めた関係を

そう簡単にやめるわけにはいかない、

という変な意地があるだけです。

もちろん彼のことは好きですが

“おおきな木”のように、与え続ける…

ということだけに幸せを感じられるほどの境地には至りそうもありません。

また、人は、与えられると『お返しの心理』が働きますから

支え合う関係 が現実的ですね。

そう考えると、

彼からの愛情を感じれば感じるほど

それに応えられない彼女は『お返し』ができずに苦しむのかもしれません。

そして

そんな風に彼女が苦しむのを回避させてあげられる

パパさんやKURUさんに改めて敬意を表します。

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コメント

  1. はなはな より:

    いつもnariさんのコメントすごいなと思って読んでいました。
    人はお返しの心理が働く って改めて納得です。
    私と別れた彼は支え合っていたはずだったのに
    いつの間にか2人の心にズレが出てきて、お互いに好きな気持ちは
    変わらないのに、私のほうが、会いたいときに逢えない辛さや、もっと声を聞きたいのに・・と思ったり
    彼は、私の思いに応えなきゃ と頑張ってくれました。でもそれが返って
    別れる原因になりました。彼を見るのが辛くて
    私から終わりにしよう。って言いました。本当に好きだった。別れるまえに、nariさんのコメントに出会っていれば何かが変わったのかな、とふっとおもいました。

  2. nari より:

    はなはなさん

    コメントありがとうございます。
    そんなにも、はなはなさんを想ってくれた彼との別れは…
    きっととても辛かったでしょう。。

    私のコメントにはそんな影響力はありませんが
    パパさんの聡明さに私自身が影響を受けたことは
    間違いありません。

    人間て、、弱いですよね。
    私も強くならなきゃな…と思います。

  3. KURU より:

    はじめましてnariさん。

    はじめて書いたコメントを読んでいただき、ご感想をいただき、本当にありがとうございます。

    私が彼女に送った最後のメールには、大好きな彼女をがっかりさせてはいけない、という気持ち以外に、最後までカッコよく見せたいという強がりと、もしかしたら、いつかまた彼女と連絡が出来るかも、だから嫌われないように、、というそんな女々しい打算も入っています。

    情けない、それだけです。

    ここでこうして、自分の気持ちを曝け出せて、少し気持ちが楽になりました。

    それでもまだ辛いですが、、

    nariさん、ありがとうございました。心から嬉しかったです。救われました。

    パパさん、このような場をご提供いただき、ほんとにありがとうございました。

  4. nari より:

    KURUさん

    コメントありがとうございます。
    KURUさんは、とっても人間味のあるステキな方だと思います。
    情けない、なんてことはありません。

    どうか…私のようにはならず
    ずっとそのままのKURUさんでいられますように。

  5. フジ より:

    nariさん

    私、「大きな木」大好きなんです。
    同じ訳のものを持っています。

    そんな私ですが、林檎の木のように、なれないかもしれません。
    今は、苦しくて、「与える」ことが出来ず、彼の癒やしの存在になれてないです。

  6. かおる より:

    nariさん

    私も昔一度だけ読みました。
    今、読み返すとどんなふうに感じるかしら。
    この本は、色々な解釈が出来ますね。
    本当に木は、それで幸せだったのか…
    ぼうやの為になったのか…
    見返りを求めない愛と人間のエゴについて、考えさせられます。
    昔、絵本展で読んだきりなので、もう一度じっくり読んでみたいと思いました。

    不倫の恋をしている男性って、ほとんどが真剣に考えずにいるんだろうなと思っていましたが、パパさんとKURUさんのような方もいらっしゃるのですね。
    私は以前に、男性が不倫に求めるものって、性欲と承認欲求だと書きましたが、パパさんとKURUさんは本当に本当にお相手を大切に想っておいでたのですね。
    お二人とも、またいづれ、繋がることが出来るような気がしています。

  7. nari より:

    フジさん

    コメントありがとうございます。
    人が、このりんごの木のようになるには…
    悟りをひらくまでは無理のような気がしています。。

    『与える』って難しいことですよね。
    だからせめて私は
    ずっと彼を『受け入れよう』と思っています。

  8. nari より:

    かおるさん

    コメントありがとうございます。
    この絵本の木は、きっと幸せだったと思います。
    あんな薄情な“ぼうや”なのに、
    木の存在を忘れることなく、会いに行っていました。

    パパさんやKURUさんのお相手だった方も
    何かのきっかけで、お相手自身の記憶の中にいるお2人に
    逢いにいくことがあるだろうと思います。

    そういった意味では
    人と人との関係は、表面上切れたようでも
    どこかでずっと繋がっているのだろうと感じます。

  9. メレンゲ より:

    nariさんの記事を読めて嬉しいです。
    大きな木、昔一度読んだことがありますが、その頃は深く考えてなかったと思います。今読んだら全く違う視点で読めそうです。
    改めて考えてみたら、木が与えた愛はぼうやの為になったのか?結局どちらもエゴなのでは?いや、でもどちらもとても幸せだな、などなど考えれば考えるほど迷路にはまっていきそうです。
    広くて深いお話ですね。
    見返りは求めない。
    ただ私が彼を好きで大切で支えたい。
    そうは思ってますが、実際には「お返しの心理」があるのは否定できません。今私の気持ちが安定していられるのは、彼の私への想いを実感出来ているからだし。
    今、私と彼は支え合っています。
    結婚の誓いとは比べ物にならない覚悟。
    ほんと、そうです。命懸けかもしれません。

  10. nari より:

    メレンゲさん

    コメントありがとうございます。
    考えるほど迷路にはまっていきます(笑)
    そして、行き着くところは
    『幸せだったかどうかは本人にしか分からない』
    となってしまします。。

    でも、読者として、学ぶものは多いですよね。

    支え合う、与え合うことができる関係を保てる私たちの今は
    年の功でもあるのかもしれません(笑)

  11. あ・ん より:

    「大きな木」、こどもの頃に読んでました。意味は余りわからなかったけど。
    大人になってから恩人からプレゼントされて、時折ページをめくります。

    大きな木のように生きることは愚かなようにも思え、また逆に、畏れるほどに尊く羨ましい。
    この関係になって今まで知らなかった自分自身に気づかされることがたくさんあります。自分の弱さも痛感しつつ、弱さを識ることができたことは私の人生にとって、とても感謝なことだと思っています。

  12. nari より:

    あ・んさん

    コメントありがとうございます。
    この関係は、自分自身をみつめなおす機会になりますね。

    良識からはずいぶん外れた関係ですが
    お互いに真剣に向き合える関係である限り
    人として成長できるのではないかと思います。

    私も
    この関係にも
    この『場』にもとても感謝しています。

  13. KURU より:

    nariさん。
    こんばんは。
    以前ここでコメントを頂いたKURUです。

    あれから仕事とプライベートに集中し、わざと毎日忙しいスケジュールを組み、やっと彼女のことが薄らいできた先月、彼女から普通のメールがきました。
    嬉しい気持ちを押さえながら、近況や趣味のメールが続き、先週会いました。
    そして、復縁することができたんです。

    5か月前、本当に本当に辛くしんどい状況でした。ただただ、歯をくいしばり、耐えて耐え続けた日々でした。まさか、こんな日がまたくるなんて。
    もう読んでもらうこともないかもしれませんが、一言伝えたくて。
    あの時はありがとうございました。
    今、本当に幸せです。

  14. nari より:

    KURUさん

    もう5か月も経つんですね。
    歳をとるのが早くなったように感じます(笑)

    再会、よかったですね☆
    この先、また彼女の心が不安定になることがあるかもしれませんが
    KURUさんは、ずっとKURUさんのままでいてください。

  15. KURU より:

    nariさん
    返信ありがとうございます。

    今週末まで海外出張中で電波の状況が悪く返信が遅くなり申し訳ありません。

    はい、この先もまた同じようなことがあるかもしれません。
    一度別れて自分なりに考えた色々な気持ちを上手く生かせるか、まだ分かりません。
    でも離れていた8カ月は無駄ではなかったと、本当に思います。
    少しだけ、強くなれた気がします。

    今このパパさんのプログで、たくさんの方が辛い気持ちを綴られているのを読んで、、自分は男ですが、皆さんの気持ちが、痛いほど分かります。

    これからは、自分は自分らしく、仕事と家族と趣味を大切にしたうえで、彼女との関係をゆっくりした気持ちで続けていきたいと思います。

    nariさん、本当にありがとうございました。

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