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静かな終焉、25年の負い目

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マサオ

不倫歴25年。還暦間近。妻、子供2人。最近25年におよぶ不倫関係を終了しました。楽しくも平穏な25年でした。彼女は静かに受け止めてくれました。

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マサオと申します。一度投稿した事があります。

今回2回目です。

ここは不倫に対して倫理的な断罪をしないと言うパパさんの見識があり、魅力的な版となっていると思います。

私は先月25年に及ぶ不倫関係を終えました。

辛いものがあります。とはいえ、人に話せることではなく、ここに吐露し、気持ちの整理をさせて頂きたく思います。

土台自己弁護の言辞に終わるもので、余程の物好きな方以外はどうか無視してください。

私は中年から壮年に差し掛かるころ恋に陥ったのです。

相手は15歳も年下の世間の汚濁を何も知らぬ乙女でした。

そんな子を恋の駆け引きに引っ張り込む無分別をわきまえてはいましたが、彼女にはそんな分別を簡単に粉砕してしまう魔力がありました。

そして私は受け入れられたのです。

6帖にも満たない彼女の部屋でデートをし、時には旅行をすると言った、男としての絶頂期を迎えたのです。

新幹線で通う遠距離でした。

彼女は定時制高校出身の職員でしたが、理科的な才能に優れた、聡明な子でした。

不倫と言う事を完全に理解しており、男と女の心理的な駆け引きなどに全く興味を示さず、ましてや不倫を分析すると言った趣味も持ち合わせていませんでした。

人をそらさない温和な性格で、人を受け入れる才能のある子でした。

積極的な面もあり、4年かけてある国家資格を修得し、35歳でマンションを購入し、生活力の欠損した弟に一部屋を与えると言った意志の強い面も持っていました

。聡明なだけにクールな面もあり、私の家庭には全く興味を示さず、時として私にも関心を示さない事がありました。

そんなある時、俺のことが好きなのかと聞くと、微笑みながら、好きよ、貴方は?と聞き返してきたので、

愛しているのか?と問い返すと、分からないわ、愛って何の事だか分からないし、その言葉に興味がないもの、と言うものでした。

これを聞いた時、彼女は当たりは柔らかいけど、結構手ごわい女ではないかと思いました。

しかし、精神的な重荷になるような要素は全く持ち合わせておらず、私はひたすら彼女との不倫のど壺に嵌っていました。

私は5年前に体調を崩し、以来彼女が東京に通うようになりませした。

東京のホテルのディユースを月2回年間契約し、ホテルのレストランでワイン付きの昼食をし、ほろ酔い加減で夕食まで過ごし、最終の新幹線で帰ると言う逢瀬でした。

結構楽しいデートでした。

しかしそれも体力的に持続困難となり、先月不倫関係の終焉を伝えました。

彼女の返事は静かなものでした。

約束通り2週間電話連絡が途絶えたら、もう会えなくなったと理解するわ。

ただ電話連絡がある限り、会えても会えなくとも東京には来ます。

私も月2回位東京に来る方が気がまぎれるもの、と言うものでした。

始めから彼女との連絡は私が公衆電話から電話をし、彼女から私に連絡が来ると言う事はありませんでした。

彼女は私の家内に配慮して、如何なるコンタクトの痕跡も残すのを嫌ったためです。

私には25年間、気持ちに負い目がありました。

若い娘を狡猾な中年男の薄ら汚い恋愛に巻き込み、一生を台無しにしてしまったのではないか、と言う負い目が。

しかしこれは私の単なる思い込み、一種男の思い上がりだったようです。

彼女は一度、愛なんて言葉に興味がないものと、ちょっと私を小馬鹿にする様なことを言った事があります。

思えば彼女は若い時から経済的に自立し、精神的にも人に依存しない自我が確立していたと言えます。

私を人生の伴走者として選んだのも、聡明な彼女だけに、結婚して男と共同生活するなどと言う煩わしさを嫌ったためではないか。

確信はありませんがそんな風に思います。

私の思い込み等とは関係なく彼女はクールに自分自身の道を進んだに過ぎなかったのに、私は単純な男の思い込みにひたっていたと言えるかもしれません。

しかし、彼女が私に示してくれた好意は掛値のないものでした。

それを言葉で説明しきるのは不可能ですが、私はそう感じるのです。

静かで平穏な25年でした。

私はハッピーでした。

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コメント

  1. 匿名 より:

    少しだけ書かせてください。
    愛なんて興味がないという考えにいたったのは、マサオ様と長年不倫関係にあったからではないでしょうか。
    経済的にも精神的にも自立されたのも、マサオ様との結婚が望めないからそうするしか無かった面もあったのではないかと思うのです。
    もちろん、お相手の女性がご自身でお決めになられて進んでこられた人生ですし、私などが軽々しく言うのも憚れるほどマサオ様との関係を大切にしていらしたことだとは思うのですが、マサオ様には添い遂げてくださる奥様、そしてお子様達がいらっしゃいますが、お相手の方にはいないのです。
    その大きな違いにはやはり負い目をお持ちになられてもよいのではないかと思います。

    • マサオ より:

      匿名様、リスポンスを有難うございました。陳腐な言い方になってしまいますが、長いようで短い25年でした。彼女との生活は私にとっては夢のような生活でした。それはあくまでも不倫と言う関係ではありましたが、私が家庭を捨てて、彼女と結婚したとしたら全部が駄目になってしまったでしょう。無理があり、現実性がないからです。その点は彼女はよく理解しており、私との関係が世間に波風を立てる事を強く嫌っておりました。勿論私には彼女の無意識の深層までは推し量ることはできません。私が幸せでおれたことは、彼女にいくら感謝しても感謝しきれないでしょう。男には無い度量の広さをもった女の人でした。

  2. ふじなみ より:

    私は還暦の方とお付き合いをしています。私を抱けなくなったら別れる、男の気持ちをわかってほしいと言われています。私がほしいのは彼の心です。許されるなら、彼との静かな暮らしです。
    男の方は家庭は捨てませんね。それを感じているから何も言えません。
    マサオさんのお相手さんが、会えなくても東京にくる気持ち、わかる気がします。私も東京に行ってしまいそうですから。

    マサオさんになんの負担もかけないお相手さん、覚悟をもって愛していたのでしょうね。

    • マサオ より:

      ふじなみさま、ご返事ありがとうございました。
      何か私たちの関係と似ているような気がします。何処か静かな田舎で世間とのしがらみをすて、彼女と静かに暮らしたい、そんな想いを私も持ったことがあります。しかしそれは無理です。余りにも現実性のない望みだからです。お相手が抱けなくなったら終わりにしようと言うのは男の表現です。女の人には少しわかり難い表現とは思いますが、お相手の心は完全にふじなみ様の中にあると言う表現です。少し私事にわたる事ですが、私は2年前かなり辛い化学療法を受け男としての機能を失いました。しかし、それ以来彼女との関係はより細やかになりました。とても細やかで、お互いがますます無くてはならない存在になったと思います。私の経験など何の意味もありませんので、この辺でやめておきますが、言いたいのは抱けなくなったからと言って、お相手の心が離れることはないと言う事です。ただお相手との結婚は現実性がありません。私は無理だと思います。その現実を受け入れた上でお相手との関係を続けていくか、切りをつけるかはフジナミ様の選択となります。不倫には必ずつらい決断をしなくてはならない時が来ます。ふじなみ様にとって今がそんな時期かもしれません。つらつらとつまらぬことを書きましたが、ふじなみ様とお相手の関係が、何となく私と彼女との関係に重なり合うような気がして切なくなりました。どうかハッピーにお過ごしください。

  3. M より:

    マサオさん

    以前の投稿でコメントしましたMです。
    お別れをされたんですね。

    マサオさんが懸命に愛した女性、
    大変素晴らしい方だと思いますょ。

    それは、貴方の事を愛し続け、貴方の家族にも存在を知られずに、貴方の精神的な支えになりながら、貴方の重荷にならなかった。

    最後まで貴方の為に、
    別れてからも、貴方が責任を感じないように自分を悪者にしていること。

    此れ程、貴方を愛し護る女性の存在が有ったこと、大切な思い出としてらお墓まで持っていきましょう。

    前回のコメントを誤解させてしまったようですが、
    私だったら、奥様には幾ばくかの蓄えを分けて離婚されて、待たせていた彼女さんと一緒に、これからの人生を過ごしていただきたかったのです。

    マサオさん

    彼女さんのこれからの人生に、
    幸せが沢山訪れる様に祈ってあげてくださいね。

    • マサオ より:

      M様。前回に続き再度のコメント有難うございます。
      私はM様のおっしゃる事は完全に理解できます。そして受け入れることも出来ます。ただ私が家族をすてて、彼女と新たな人生に向かうと言うのはメルヘンの完結としては理解できますが、現実性に乏しく、私の選択肢にはありませんでした。そんなことをしたら何もかもが崩壊してしまうだろうと言うのが私の判断でした。彼女との生活は私にとってはメルヘンの世界でした。完結の仕方はM様の考えとは違いましたが、彼女はかけがえのない世界を私に与えてくれました。ですから私と別れた後も必ず幸せになると思います。25年と言う歳月をいまひしひしと感じております。彼女のお陰で私は本当にハッピーでした。

      • meguppe より:

        言い訳ばかりですね。
        現実性に乏しい、無理、何もかもが崩壊…あなたの言葉こそが抽象的で正に現実性に乏しいと思います。彼女は、言い訳せず、自分が悪者になり一生をあなたに捧げた。対してあなたは?彼女に甘え、自分に酔い、美辞麗句で自己弁護し結局自分は彼女のために一切何も犠牲にせず都合良く逃げただけ。たとえ婚姻関係にあろうとなかろうと人と人が深く関わった限りは、大なり小なり何らかの責任が生じるものです。ただそれを受け止めるか逃げるかの違いです。彼女に対してあなたという人間は、人としてあまりにも情けなく無様です。自分が致した事として甘んじて批判を受け、周囲に説明し、妻に詫び財産を渡し、余生は彼女の気持ちを守るか、その勇気もなく彼女を捨てるならば最低限の償いとして彼女の生活の保障なと、出来る限りの誠意を最後に見せて下さい。二言目には彼女が云々と言いますが、あなた自身の問題です。いい歳をして、大の男が情けないです。

  4. るる より:

    マサオさま

    彼女さんとお別れされたのですね。
    投稿を拝見すると本当に聡明な女性だとすごく
    分かります。

    でも・・・マサオさんも彼女を大切にされたから
    ここまでお付き合いが続いたと思います。

    夫婦ってやはり歴史があるのでそう簡単にはいきません。
    私ももし仮に彼を一緒になるチャンスがあっても
    きっとその形は取らないと断言できます。

    心豊かな彼女との思い出はマサオさんにとって
    大切な思い出ですね・・・

    • マサオ より:

      るる様
      コメント有難うございます。ご返事が遅れました。
      るる様は文面から推察して独身の方ですね。不倫と言うのは羅針盤のない船に乗り込んだようなもので行き着く先を自ら決めると事が困難な場合が多いと思います。しかし、何時かはその船を止めるか、乗り続けるかの決断をしなくてはならない時が来ます。いわゆる幕引きです。幕引きには決断がいりますが、相手が既婚者だとこの決断が鈍い、と言うか決断ができない、と言うのかが私の考えです。いかなる決断にしろ幕引きは独身の女の方からしなくては、らちがあかない場合が多いと思います。決断は速い方がよろしいと思います。何かピンとはずれの事を言っているかもしれません。ピントが外れていたら、ご容赦ください。

  5. ひな ひな より:

    マサオさんご無沙汰しています。
    以前投稿させていただいたひなです。

    拝読させてもらいました…なんとも素敵な女性
    涙が溢れて来ました。
    私なら、そんなに強くなれるだろうか?
    私なら、別れを静かに受け止めるだろうか?
    本当の繋がりとはこういうものなんだとお勉強させていただきました。

    私はまだ、お相手と繋がっています。
    私たちも無言のルールがあります。
    何も取り決めをしたわけではありませんが…終わりは私の意思一つ
    何度かお別れを試みて、お相手は何も言わずに去ると決めていることを理解しました。
    嘘の優しさを求めたことも、嘘の言葉を求めたこともあります。
    でも、何も答えてくれなかったお相手ですが…今になって分かるのです。なんとか色んな都合をつけ私と会っていることも…
    私には何一つ家庭を出さないことも、私とは結ばれないことも
    私はお話しした通り、体の一部が悪いのです。
    不倫相手ならまだ、違うお相手が良いでしょうに…彼の方はその悪い部分にキスをしてくれます。
    私の最後の恋だと思います。
    精一杯 尽くして
    そして笑ってお別れをするのが私の夢です。

    そのために、色んなことにチャレンジしています。
    まだ、離れる勇気がないのですけどね…きちんと笑ってお別れをします。

    私もお相手が大好き
    大好きだからこそ
    綺麗に終わるべきだと思っています。
    昨日もお会いしたのですが…まだまだ終焉は程遠いかなぁ(´∀`*)

    マサオさん
    私の終焉を見てくださいね。
    それまでどうぞお元気で…
    アドバイスよろしくお願いします。

    • マサオ より:

      ひなさん、
      コメント有難うございます。私は体調を崩し、不倫関係を物理的に終了せざるを得ませんでした。だから不本意な別れでした。ただ不倫関係はいずれは終了せざるを得ないものです。あらかじめ別れを想定しなくとも、必ず別れは来ます。それは突然来るのではなく、来る前に必ずある種の予感を感ずると思います。予感を感じたらそれから別れを準備すれば宜しいと思います。将来の別れについて、あまり力まずに、今は今の生活を充実させることに専念すれば宜しいと思います。不倫には必ず別れが来ると言うと、私のブログでも離婚して結婚すべきではないかと言うご指摘がありました。このご指摘は根強いもので、私は間違っているとは思いませんが、いわゆる原理主義的で、私は現実性に欠けると退けてきました。この事に関しては、これ以上の議論は今は避けたいと思います。ひなさんは綺麗に終わりたいとおっしゃってますが、綺麗とは何か?は難しいところですが、要するに納得の問題だと思います。今を納得できる生活にしておれば、別れも必ず納得できるものとなると思います。蛇足ですが、私の若い主治医は日本の現代医学を信じており、私たち年配の者から見ると可笑しい位の熱心さですが、まあ、この若者に任せて、私も頑張ってみようと思っております。案外彼女とまたデートが出来るかもしれない。無理とは分かっていても、楽しい期待感です。

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